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活動報告

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あやめ保育所が廃止に 引き続き保育水準を守るためがんばります    松尾信次
2006-04-04
あやめ保育所が廃止に  引き続き保育水準を守るためがんばります    松尾信次
○ 市立あやめ保育所(萱島東1丁目)が3月31日に廃止され、4月1日より民間のあやめ保育園となりました。

○ 3月26日(日)には「ありがとうあやめ保育所」という行事(寝屋川保育運動連絡会などの主催)がひらかれ、多くの子どもたち、保護者や保育所職員、職員OBなどが参加しました。地域からは模擬店が出されました。
あいさつやトークでは、あやめ保育所でのできごとや思い出が出されるとともに、行政による一方的な公立保育所の廃止・民営化への強い批判の声、公的保育を守ることの重要性が語られました。

○ 3月28日には保護者と市、事業者による3者懇談がひらかれ私も同席しました。
4月からの民営化以降も、適時開催されることになっています。

○ 3月31日、あやめ保育所廃止の日、私も夕方あやめ保育所に行き、保護者や職員の方の労をねぎらいました。

        私にとって思いで多い あやめ保育所


○ 私は今年の4月末で、市会議員にならしていただいて23年になります。
あやめ保育所は当初から運動会、生活発表会、修了証授与式などの案内が地元議員にあり、私も可能なかぎり出席して子ども達に元気をもらってきました。
初めて修了証授与式に出席したときに、司会者から「あいさつをお願いします」言われ、子ども達に何を話しようかととまどいながら、あいさつをしたことなど、いまではなつかしい思い出です。
あやめ保育所は商店街の真ん中にあり、前を通っても子どもの姿がみえます。この場所だから、行事をしても人が集まってきます。私にとっても、あやめ保育所は身近な存在でした。

        「道理なき民営化やめよ」市議会でとりあげてきました


○ 一昨年9月にあやめ保育所民営化の話が出てきました。この年の9月市議会以降、私は毎議会ごとに、あやめ保育所の問題を取り上げ、一方的な廃止・移転・民営化をやめるよう強く求めてきました。 

○  保護者の皆さんからは、あやめ保育所の廃止・移転・民営化の中止などをもとめ、市議会への請願が4回提出されました。同じ問題で4回も請願が提出される のは珍しいのですが、私は紹介議員として厚生常任委員会で趣旨説明をおこない、保護者の皆さんのねがいを市政に反映させるため、努力してきました。

○  また、保護者の皆さんの会議に出席したり、市や事業者との話し合いに可能なかぎり同席させていただきました。この中で、保護者の皆さんの子のも達へのお もい、あやめ保育所を公立保育所として現在地に残してほしい、という気持ちが伝わり、私も多いに学ばさせてもらいました。

        住民の意見をきき、子どもを大事にする市政に


○ 残念ながら、市議会では民営化反対が少数で、民営化が決められました。
しかし道理なき民営化の強行、とりわけ保護者や市民の意見をきかないやり方、これは長続きするものではありません。「市民の意見をきかない市政は許されない」この声を大きく広げていきたいと思います。

○ 寝屋川市は、大阪府下の市町村でも、人口減少がもっとも多い状況となっています。馬場市長は、市長就任以来、「元気都市をつくる」と言っていますが、足元では子どもが減り、人口が減り、事業所や商店が減る状況がつづいています。

○ かって寝屋川市は北川市政の時代、「福祉先進都市」「子育てするなら寝屋川」といわれました。保育所、学童保育、障害児の療育など、他市と比較しても、すぐれた施策がすすめられてきました。ところが、馬場市政になってから、次々と崩されてきています。
子育て世代の方からは「このままでは、他市に引っ越しせざるをえない」などの声が多く寄せられています。

○ 「市民の意見をきくあたりまえの市政」「住民のくらしを守り、子ども達を大事にする市政」への転換をはかるため、市民の皆さんと力をあわせて頑張りたいと思います。

○ 長年の間、あやめ保育所の発展のためご尽力いただいた、保護者・職員、地域住民の皆さんに感謝を申し上げるとともに、今後とも保育水準を守り、発展させていくため、私もひきつづき努力したいと思います。
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