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活動報告

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ねやがわ東9条の会「憲法9条平和まつり」に130人が参加(中谷 光夫)
2006-05-17
ねやがわ東9条の会「憲法9条平和まつり」に130人が参加(中谷 光夫)
  各分野で活躍の15氏がよびかけ人となって3月4日に結成された「ねやがわ東9条の会」のお披露目として、5月14日午後、市民会館小ホールで「憲法9条 平和まつり」がおこなわれました。よびかけ人を代表して数学者の長田潤一大阪教育大学名誉教授が開会挨拶をおこないました。
民舞、オカリナ、劇団コーロの坂口勉さんの落語「自衛隊に入ろう」、弁護士の西晃さんの講演、よびかけ人の俳優の西山辰夫さんによる「憲法9条を方言で語る」など、多彩な内容でした。大学教員の馬場桂一郎さんが閉会の挨拶をおこないました。

        目から鱗、憲法をめぐる2つの平和の考え方

  西晃さんは、原爆症訴訟の大阪地裁判決を喜びながら、アメリカでは多くの国民が被爆の実相を知らないまま、原爆投下を当時の侵略国日本を敗北に追い込んだ ものと正当化していると話しました。また、アメリカ富裕層が住む要塞都市の平和安全秩序を紹介しながら、日本の財界・大企業などが望む平和は、利権を守る ために邪魔者がいない平和秩序であり、憲法前文や9条の改憲の動きにつながっていることを明らかにしました。
貧困と社会格差を生み出し広げる「勝ち組」「負け組」の現実は、テロリストの温床となっています。富裕層、支配層にとって、抵抗、反抗する者を出さないために、監視、統制する社会が必要となっています。共謀罪の設置や教育の統制支配の動きがそうです。
内心の自由もない窮屈な社会を招きます。今の憲法や教育基本法に全面的に反します。

        事実を知れば改憲派は少数に

  西さんは、9条をめぐる4つの考えを紹介し、国民の中では、きちんと伝えられれば、改憲派が圧倒的に少数であることを明らかにしました。①文字通り、今の 自衛隊も憲法違反 ②専守防衛に徹する自衛隊ならよい ③国連の平和維持、人道支援の国際貢献は必要 ④米軍と一体で地球的規模で軍事行動。西さんは、憲 法解釈によって、①②③の現状はすでにつくられている。今憲法を変えようとする目的は、④にある。街頭で調査をすれば、③②①の順であり、④はまったくな い。
自民党の改憲の狙いを国民が正確に知れば、数年先にもし国民投票がおこなわれても、策動を打ち破り、国民が勝利することができると話されました。目から鱗が落ちました。
  事務局を手伝ってきた一人として、本当に良かったと感じた日になりました。
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