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活動報告

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寝屋川北部広域下水道組合議会の視察     中谷光夫
2006-02-24
寝屋川北部広域下水道組合議会の視察     中谷光夫
 2月16日~17日、寝屋川北部広域下水道組合議会議員として、沖縄県うるま市与那城庁舎と沖縄県那覇浄化センターを視察しました。
  与那城では、養殖も含め沖合漁業が中心で、沿岸漁業がおこなわれていないこともあり、住民からの海の汚染に関する問題は聞いていないとのことでした。現在使用している家庭の浄化槽との経済的な理由から公共下水道との接続が急速に進む状況にないこと、合併前の旧市町間格差が大きいこと、住民の関心は、合併で80人を超える議員の削減にあることなどを聞きました。
  沖縄県の那覇浄化センターでは、沖縄県全体の下水道事業について、戦前、戦後の米軍政府下の琉球政府時代、そして復帰後の現在までのあらましの説明を受けました。高度処理をおこなっている施設内の見学をしました。汚泥消化タンクなど、米軍の施設を現在もそのまま使用していることに、沖縄の歴史と現実を感じました。発生するメタンガスを利用した消化ガス発電に興味を覚えました。その後、「甦る水100選」で建設大臣賞を受賞した下水道整備の効果の1つである波の上人工ビーチを通り、米軍基地の返還によって区画整理された那覇新都心に行きました。現在、広大な地域に計画的に建設された大型商業施設や公園などのトイレ洗浄用水、植物への散水用水として、高度処理された下水が再生水として利用されています。
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